2021.04.30
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普段はお澄まししている猫でも、人と遊ぶことが大好きな子も多いんです。
そして、様々なしぐさで遊んでほしいことをアピールします。
それに気づいたら、家にいる間は猫とたくさん遊んであげたくなっちゃいます。
今回は、猫が遊びに誘うしぐさを5つご紹介いたします。
愛猫と遊びたいけれど、構いすぎると怒られてしまう。
猫の遊びたい気分を見極めるのは少し難しいもの。
そもそも猫は人と一緒に遊びたいと思っているのかな?とも疑問に感じてしまいます。
そこは心配無用!
猫もちゃんと飼い主さんとも遊びたいと思っています!
そして、さりげなく構ってアピールをしているのです。
猫のほうから直々に遊びの誘いがあれば、タイミングとしてはバッチリですね。
次に紹介する5つのしぐさは、猫が一緒に遊びに誘うサイン。
可能な限り付き合ってあげましょう。
猫がおもちゃを持ってきたり、収納している場所へ誘導する行動は遊んでほしいサインです。
遊びに誘うしぐさの中で最も分かりやすいものでしょう。
ここで褒めてあげると喜びます。
そして、今後も遊んでほしいときには好きなおもちゃを持ってくるようになります。
突如、目の前でゴロンと転がってお腹を見せてくるのは、構ってアピールです。
急所であるお腹を見せること自体が心を開いている証拠。
ここでひとつ注意してほしいのは、お腹を見せること=おなかを撫でてほしいという要求ではないということです。
愛猫が腹部も含めてどこを撫でても喜んでくれる場合は別として、腹部を直接撫でることは控えましょう。
頬や頭などを撫でてあげると喜んでくれるでしょう。
“もっともっと”とスリスリして催促してくれることもあります。
猫がスリスリする理由はいくつかあるものの、甘えや遊びの誘いとしても見られる行動です。
少々アピールが強い猫は頭突きをしてくることもあります。
いずれにしても構ってほしい気分であることが多いので、本格的に遊ぶ時間はなくても軽く撫でてあげましょう。
少し相手をしてもらえるだけでも猫は満足し、安心感を得られます。
「ニャー」という鳴き声は要求のサインです。
食事やトイレ以外のタイミングでこの鳴き声を発する場合は、構ってほしい欲求の現れ。
さらに、人との暮らしに馴染んでいる猫は目を見つめて訴えることもあります。
全ての要求に応える必要はありませんが、優しく声をかけたり撫でたりとリアクションをすることは大切です。
また、この「ニャー」から、最初に紹介した誘導に発展することもあるので注目してみてください。
オーソドックスなしぐさではないかもしれませんが、トントンと肩を叩くしぐさや、ちょこんとタッチする猫もいます。
まるで人間のようなしぐさですよね。
猫は真似をすることが割と得意なのです。
人を呼ぶときに肩を叩く動作や、目を見て会話をすることも猫同士のコミュニケーションでは見られない光景です。
人と一緒に生活するうちに、自然と身についていくのです。
猫も人と遊ぶことを楽しみ、スキンシップを求めてくれることは大変喜ばしいことです。
とはいえ、猫が遊びに誘ってくれるタイミングが常に都合の良いときとは限りません。
忙しいときに限って誘われることも珍しくないでしょう。
タイミングにズレがあるのは仕方がないことですが、どのような反応をすれば良いのでしょうか?
まず、無視をすることは控えましょう。
無視をすればするほどアピールが激しくなります。
こういうときは「後でね」と一言伝えましょう。
何度か繰り返すうちに、都合が悪いときの言葉であると理解してくれます。
相手が子猫の場合は、寝落ちするまで一旦付き合うのも良い方法です。
猫が遊びに誘うしぐさを5つ紹介いたしました。
ストレートなものから、一見分かりにくいものまでバリエーションが豊富です。
たとえ、すぐに気持ちに応えられなくても”伝わった”ということ自体が、猫にとっては嬉しいものです。
遊びに誘われたら、返答とともに気持ちが伝わっていることを反応として返してあげましょう。
その積み重ねこそが、猫との信頼関係になります。