猫の「夏の脱走が危険な4つの理由」と「3つの脱走防止策」を解説

2022.08.12

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猫の「夏の脱走が危険な4つの理由」と「3つの脱走防止策」を解説

夏は特に飼い猫の脱走の可能性が高まる季節なので注意が必要です。
夏ならではの猫の脱走の危険性と脱走防止策を解説します。

目次
🐾夏の飼い猫の脱走による4つの危険性
🐾猫の脱走防止策!特に注意したい3つ
🐾全体のまとめ



夏の飼い猫の脱走による4つの危険性

猫の脱走の可能性が高まる夏の季節は窓を開けることが多くなり
窓から飼い猫が外に出てしまう事態が発生します。
猫の脱走は交通事故や野良猫とのケンカなどの危険がありますが
外には夏ならではの危険も潜んでいます。
夏の季節、特に猫の脱走による4つの危険性を解説します。


1.熱中症



汗をかくことで体の熱を逃がせない猫にとって、夏の暑さは危険です。
真夏の脱走には外をさまよっているうちに熱中症になるリスクがあり、
最悪の場合は命を落としてしまうことも…

2.アスファルトの熱で火傷



夏はアスファルトの温度が60度にまで上がるといわれています。
日差しを受けて熱くなったアスファルトの上を歩くと、猫の肉球は火傷をしてしまいます。
愛猫が夏に脱走したら無事に帰って来たとしても肉球を火傷していないか確認してください。

3.フィラリアに感染するリスク



夏は蚊が多く飛んでおり、猫が蚊に刺されるとフィラリアに感染する危険性があります。
感染に気づきにくい猫はいつのまにか重篤化したり、突然死するケースもあるとのこと。
脱走防止はもちろんのこと、家の中でも愛猫が蚊に刺されないよう気をつけて過ごしましょう。

4.除草剤による中毒



草が生い茂る夏には、除草剤を使用している場所も多いです。
万が一猫が除草剤を舐めてしまうと嘔吐や下痢、呼吸困難などの中毒症状を引き起こします。
死に至る可能性もゼロではないため注意が必要です。



猫の脱走防止策!特に注意したい3つ

猫の脱走経路になるのは主に玄関のドア、窓、ベランダの3ヵ所です。


1.玄関のドア



玄関ドアは飼い主さんが開閉する際に猫が外に飛び出してしまう危険性があります。
玄関前に脱走防止扉を設置して、猫がドアに近づけないようにすると安全です。

2.窓



夏の暑い時期は窓を開ける機会が増えます。
ちょっとした隙間からも猫は脱走するので、必ず網戸を閉めましょう。
また網戸を破って脱走する猫もいるので、破れにくい頑丈な網戸に替えることをおすすめします。
猫が自分で網戸を開けてしまわないように是非、網戸ロックも取り付けてくださいね。

3.ベランダ



基本的にベランダには猫は出さず、ドアを開けるときは他の部屋にいてもらうのが安全です。
しかしベランダで日向ぼっこをするのが大好きという猫に、それを禁止するのは難しいですよね。
愛猫がベランダで過ごすことを好む場合はネットや柵で隙間がないように囲って脱走対策をしてください。


まとめ



夏は特に暑さや蚊による感染症、除草剤による中毒などのリスクが増えます。
愛猫の命を危険にさらさないよう脱走防止策を徹底しましょう。

好奇心旺盛な猫は隙があれば玄関ドア、窓、ベランダ以外からでも外に飛び出してしまいます。
愛猫が外に出てしまう可能性がないか、家中を改めて点検してみるとよいでしょう。

また飼い主さんがどれほど気をつけていても、不意に猫が脱走することはあるものです。
万が一に備えて感染症予防のワクチン接種、マイクロチップや迷子札を装着することも重要です。
愛猫の安全のために、出来る限りの備えをしましょう!

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