怒らないで!イタズラと誤解されがちな猫の行動パターン4選

2021.07.23

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怒らないで!イタズラと誤解されがちな猫の行動パターン4選

猫にイタズラされて困った経験はありませんか?

猫にしてみたら、それは当たり前の行動で、イタズラではない場合もあります。

本能で行っていたり、猫も困っていることがあると知らせるサインだったりします。

猫のことを理解して、イタズラではないものには理解を示してあげましょう。

 

1. 爪とぎ

壁や家具、ソファーなど爪とぎをしてほしくない場所で猫が爪とぎをしてしまうことがありますよね。

猫にとって爪とぎは、外側の古い爪をはがして爪を鋭くするためだったり、足裏のニオイをつけて自分の縄張りを主張するためだったり必要な行動。

しかし、爪とぎで家財を傷つけられては困ります。

そんな時は、猫が爪とぎをしてもいいように、爪とぎ器を用意してあげましょう。

今は壁に取り付けられるタイプもありますので、家の造りによって最適なタイプを選びましょう。

また、猫によって爪とぎの素材の好みがあるので数種類を試してみるのもおすすめです。

2. コップの水を飲む

目を離したすきに、猫が人のコップで水を飲んでいたということがあります。

「猫用の水を用意してあるのになぜ?」と思いますよね。

もしかすると、猫用の水や容器、置き場所が気に入らないために、コップの水を飲みに来ているのかもしれません。

猫によって水道水が好きではない、温度や容器に好みがある場合があります。

また、ごはんの近くにある水を好まない猫もいます。

獲物の近くにある水は汚れているかもしれないと、本能で感じているそうです。

水の入ったコップを倒してしまうのは、水を飲むために傾けているのであって、わざと倒しているのではないそうです。

これも怒らないであげてくださいね。

3. カーテンやカウンターに登る

室内で猫を飼育すると、猫に登ってほしくない場所がでてきますよね。

例えばカーテンやキッチンのカウンターなどです。

カーテンが傷んだり、キッチンで誤飲や事故が起きてしまう可能性があります。

しかし、猫は高いところに登りたいという本能があります。

「ダメ」と繰り返し教える他に、キャットタワーを用意する、家具の配置を工夫して登れるようにする、つるつるした素材のカーテンにする、猫のしつけ用スプレーを使用するなどの方法があります。

怒る前に、人間側で一工夫できることがあります。

4. ティッシュを出す

ティッシュボックスから中身を出してしまう、これもイタズラでやっているわけではない場合があります。

ティッシュがゆらゆらしている様子が獲物に見える、取り出し口に手を入れて獲物を探して捕まえたくなるなど、狩猟本能によるものです。

人間は不便になってしまいますが、ティッシュボックスを逆さまにして置く、ケースを利用する、猫が触れられないように置く場所を変えるなどしましょう。

まとめ

猫との生活では、爪とぎ、飲み水、カーテン登り、ティッシュを出すなど猫の困った行動に遭遇することがあります。

しかしそれは決してイタズラではなく、猫の本能による行動や環境が合っていないと知らせるサインです。

繰り返し「ダメ」と教えることも必要ですが、大声を出して怒っても猫に伝わらないことがほとんどです。

猫の本能など、行動の理由を考えて気持ちよく猫と暮らせるようにしたいですよね。

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