2021.03.05
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猫といえば、水が嫌いというイメージも多いですよね。
でもなぜか、大量に水があるお風呂場に、わざわざ来ることがあります。
飼い主としてはうれしい反面、濡れてしまうんじゃない?とちょっと心配。。。
そんな猫の心理についてお伝えします!
室内飼いの猫にとって、家の中が縄張り。
普段お風呂場のドアが閉まっていると、猫はパトロールできません。
「縄張りの中でパトロールできにゃい場所があるなんて、気になって仕方ない…」そんな風に思っているかも。
なので、飼い主さんがお風呂に入る時、ドアが開くタイミングを見計らってパトロールしに来る、ということは考えられます。
猫ねこチェックが終わったら、もう大丈夫。速やかにお風呂に入りましょう。
大抵の猫は本能的に水に濡れるのを嫌います。
水に自ら全身を浸けるなんて、猫にとってみたら自殺行為に等しいもの。
飼い主さんがその自殺行為をするのを心配して、お風呂場に見張りに来る、と言う説もあります。
お風呂中はじっと、溺れないかチェックしているでしょう。
そしてお風呂から出ると安心したかのように、脱衣所から出て行きます。
たぶん「水に入る」と言う危険行為をしている飼い主を心配して、親のように見守っていてくれているのかも!?
飼い主さんがお風呂に入ると、感心が自分に向かなくなるのが嫌で、お風呂場まで押しかけて来て「構ってにゃん!」とアピールする猫もいます。
湯船のフチにまで、侵入して来るかもしれません。
猫が溺れないよう、要注意です。いつでもどこでも、飼い主さんと一緒にいたいのですね。
浴室は、リフォームで解決する場合もありますので、見直してみてもいいかもしれません。
猫によっては、なぜかお風呂場の床に溜まる水を飲むのが好きな場合も。
その味を満喫したくて来ているのかも。
あまり清潔とは言えなそうなお風呂場の水ですが、案外猫にとってはご馳走なのかもしれません。
飼い主さんの姿が見えなくなると不安を感じる分離不安の猫は、お風呂場まで追って来るでしょう。
不安でにゃ〜にゃ〜鳴いたり、落ち着かなさげにウロウロしたり…こんな症状が見られたら、注意が必要です。
かかりつけ医に相談するなどして対処し、猫の不安を和らげてあげましょう。
湯船のフタの上は、猫にとって格好の温まり場です。
周りも湯気で適度なサウナ状態ですし、暖を取りに来る猫もいるでしょう。
猫が湯船に落ちないように注意して、一緒に暖かさを味わうのも、良いですね!
猫もそんな飼い主さんとの時間が、楽しいのかもしれません。