2021.12.10
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猫の中にも猫種によって多くの個性があります。
その中でも多頭飼いに向かない猫というのも存在します。
その特徴を理解して、不用意に猫を傷つけないようにしましょう。
1匹の猫ちゃんを飼うと、ついつい2匹目の猫も迎えたくなってしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか。
なかなか1匹飼うのと異なる種類の猫も多くなる多頭飼い。
しかし、中には多頭飼いには向かない性格の猫もいますので注意しましょう。
デリケートな面をもつ猫で多頭飼いをしたいなら、まずはそのような特徴をもつ猫かどうかを把握しておきましょう。
相性が全てではないのですが、人間であっても相性の良しあしがあるのと同じで猫の世界にも存在します。
例えば親子や兄弟の猫同士であれば、多頭飼いでも特に問題がないことが多いです。
しかし子猫と老猫の場合、静かに暮らしたい老猫から見ると子猫はやかましい存在であったり、オスの成猫同士だと縄張り争いとなり喧嘩しやすい傾向があります。
その場合は基本的に同居するにあたって相性が悪いと言われています。
飼い主さんはある程度、迎える予定の猫と先住猫の相性が良いのかどうかを見極めましょう。
猫にも、それぞれの猫がもっている「性格」があります。
同居猫を迎えるにあたり、人間と同じで大らかで社交性の高い猫の方が上手くいきやすくなります。
反対に神経質な性格を持ち合わせている猫であるほど、同居猫を迎えても警戒心を強く、なかなか受け入れてくれない可能性が高くなります。
怯えてなかなか出てこなくなってしまったり、「敵」と認識して威嚇してしまったりすることが多くなるので、飼い主さんはまず先住猫の性格をきちんと把握しましょう。
その上で、相性の良さそうな性格をもつ猫とマッチングさせることが上手くいくコツです。
飼い主さんのことが大好きでやや依存傾向のある性質がある猫だと、新入り猫に嫉妬してしまうことがあります。
これまでの縄張りも、大好きな飼い主さんもとられてしまったのでは?と勘繰ってしまうから。
そんな雰囲気を察したなら、飼い主さんの方もなるべく先住猫を優先にして可愛がってあげると、うまくいくことがあります。
つい新入り猫のことを構いたくなりますが、先住猫のプライドを守るためにも配慮してあげましょう。
先住猫から見ると新入り猫はやはり「まだよく分からない未知の生き物」という判断をします。
そのためなるべく飼い主さんが回避できることは配慮してあげるとうまくいくことがあります。