2020.12.30
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年末年始は大掃除や親戚への新年のご挨拶などなにかと慌ただしい日々が続くもの。
猫を長時間家で留守番させておくことも多くなるでしょう。
ここでは、年末年始に猫が安全に過ごせるための対策をご紹介していきますので、年末年始も安心して猫ちゃんと過ごせる工夫をしてみてください!
年末年始は寒い気温が続きます。
暖房をつける機会増えますので、気をつけておかなくてはいけないのが、火事ややけど。
ヒーターやコタツなどの暖かい場所を猫は好みますが、飼い主がある程度の距離を置いてあげることや、一定時間が経過したら様子を見てあげるようにしてあげなくてはいけません。
猫は暖かい場所を好むあまり、熱中症になってしまうことや、尻尾が焦げて、火事などの原因になってしまうこともあります。
冬の季節にはそのような事故も増えますので、飼い主が気をつけて様子を見てあげることが、一番の対策でしょう。
年末年始はお酒などを飲んだり、お節料理を食べたりなど、みんなで集まって食事をする機会が増えます。
そのようなときに気をつけなくてはいけないのが「猫の誤飲」!
例えば、こんな例があげられます。
①お酒を置いておいたことでの誤飲
猫に誤ってお酒を飲ませてしまうことで、猫は中毒症状になってしまいます。
猫はビールなどお酒の成分を分解する機能がないので体内を循環してしまい、生命の危機になってしまうこともあります。
②食べ物を落として誤飲
お節料理などの食べ物を与えないにしましょう。
猫にとって人間の食べ物は、塩分が高かく、体に良くないこともあります。
また、玉ねぎやネギ類は猫が食べると命に関わる危険な状態になります。
食べ物を置きっぱなしにせず片付けるなどして対策をしてあげてください。
年末年始だからと気を抜いて大切な猫ちゃんの命が脅かされないようにしましょう!
年末に気をつけなくてはいけないのが「大掃除」です。
大掃除には、窓を開けてバタバタと片付けをしますが、そのときに猫が脱走や転落をしてしまう危険があります。
また、それだけでなく片付け中にどこかに挟まってしまい怪我をしてしまうことも。
このようなことを踏まえると、大掃除は猫がいない部屋から締め切って行うようにし、終わった部屋は必ず窓も閉めるようにしましょう。
猫は寒さに弱い動物なので、暖房を切って出かけたりしてしまうと、寒さで体調を崩してしまうことがあります。
例えばお詣りなど、短時間のお出かけをするときには、ストーブなどは切らなくてはいけませんが、
安全だと判断した暖房器具はつけて、室温が一定に保てるようにしてあげてください。
年末年始に、動物病院も閉まっていることが多いので、猫が体調を崩してしまうことがないように気をつけてあげましょう。
猫の安全のために特に気をつけておかなくてはいけないのが「帰省をするとき」です。
遠方に住む実家など、帰省をするときに猫を飼っていると留守番させる方もいらっしゃるかもしれませんが、
猫を留守番させるときには2日が限度です。
それ以上の留守番は猫の命にも関わりますので、「ペットホテル」などを利用してください。
もし、1〜2日ほどの帰省をする場合には
などの対策をしておいてください。
年末年始で大変なのが「来客があるとき」です。猫は来客があると、
「自分の縄張りが荒らされてしまう」とストレスに感じ、怖くてパニックになってしまうこともあります。
親戚の人が来ると、猫が落ち着いていられないようになってしまうので
などと対策をしておいてあげましょう。
年末年始は本当に慌ただしく、注意を払えないこともたくさんあると思います。
しかし、そのようなときにも猫の安全は第一に考えて行動をしてあげてください。
大掃除では窓からの転落や脱走に気をつけ、お節料理など食事の機会には誤飲や誤食に気をつけてあげてくださいね。